| 初期癌や摘出可能な癌は、総合病院や癌専門病院等の比較的大きな病院で治療を行えます。 しかし、俗に言う末期癌や再発、転移癌、腹膜播種等となると話は違って来ます。 私個人の経験や考えが含まれる場合も有りますが、現実と理想の違いが有る事もご理解頂きたいと思います。 ちなみにサイト名は、私の父が初めて病名を宣告された時の家族の気持ちです。 正直「腹膜播腫?・・・・何それ?」と言う感じでした。 |
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体に異常を感じ、直ぐに病院へ行く方と、我慢して我慢して・・・・我慢し切れなくなってから病院へ行く方が居ます。 そして検査、下された結果が「癌」。中には「定期検診受けてたのに!」と言う人や「人間ドック入ったのに!」と言う人も居ると思います。 実際スキルスの場合や検査方法(CT等)によっては微かな影としか映らない物が有り、初期癌で発見されずにステージ2〜4で発見される場合も有ります。 正直、殆どの病院では「治る癌」にしか積極的に対応してくれません。「この病院では治せません」「私には治せません」と言う医師は稀です。 インフォームド・コンセント(医師から患者へ、診断治療に付いての説明選択)を充分に行わない様なら、積極的に患者側から納得出来るまで質問をするべきです。 そしてどうしても納得出来ない時は、担当医、または病院を変える事を考えましょう。主役は決して病院や医師ではなく、患者なのです。 病院を変える場合、殆どが「セカンドオピニオン」(検査データを他の病院、医師に再度診断して貰う)から始まります。 現在通っている担当医へ申し出て、希望の病院へ紹介状と検査データを用意して貰います。*決して遠慮してはいけません!セカンドオピニオンを快く承諾してくれないなら、逆に直ぐに違う病院へ行った方が良いです。 ここで私の実体験ですが、既に医師や病院に不信感を持っている場合、次の病院が決まっているのなら「セカンドオピニオン」ではなく、直接「転院手続き」を主張した方が良いと思います。 セカンドオピニオンは保険が効かない為「実費」になります。病院によって違いますが、1時間1〜3万円と、結構な負担になります。 そしてセカンドオピニオンには原則として「規則」が有ります。提出されたデータからの診断、そして決められた検査(詳しくは解りませんが)しか出来ないのです。 私の場合は「血液検査」「尿検査」「問診」「触診」だけでした。 しかし、規則に縛られない病院、先生もおります。大きな病院ほど施設は整って居ますが、規則に縛られているのです。施設が乏しくとも、町医者等小さい病院の方が自由度が有る事も事実です。 今の病院や医師に不信感が有るからと言って、闇雲にセカンドオピニオンをする事はお勧め出来ません。 病状が悪ければ悪いほど、同じ診断と対応をされるのがオチです。私も言われましたが「時間とお金の無駄」になりかねません。 まずは病状を把握し、情報を集め、実際に電話や連絡を取り、「この病院(医師)なら」と絞り込んでおく事が大事です。 担当医によっては病状を考慮し、親切に適切な病院を薦めてくれる事もあるそうです。そう言う医師なら転院を考える可能性も低い訳ですが・・・・。 それから肝心な事ですが、患者のデータや検査結果は「患者、もしくは家族」の物です。実際私も父の検査結果データは全て持っております。 勿論採取した細胞自体やプレパラートは病院から持ち出す事は困難です。保存が難しいですし、難しい手続きを踏まなければならないと思います(これは私の予測です)。 ですが、次の病院から要求が有った場合は提供してくれる筈です。生検結果に不備が有った場合や、確認したい場合等です。 保存方法によって検査出来る数値と出来ない数値があるようです。 私の時は「冷凍保存」「ホルマリン漬け」を例に出されましたが、「癌バンク」へ登録する為に「冷凍保存」を要求しました。 冷凍保存が出来ない病院や、採取された細胞サンプルが僅かな場合は断られてしまいます。勿論生検データ、プレパラートは保存してくれます。 病院は各機関に属しています。病院によって施設や医師のレベルが違うのは一般的に皆さん知っていると思いますが、「検査制限」や「治療制限」が有る事を知っている人は少ないと思います。 つまり・・病院によって「出来る検査や治療」が異なるのです。それを教えてくれるのなら良いのですが、私の父の担当医は教えてくれませんでした。 ですから、患者(家族)は自分で調べ、自分で道を切り開いていかなければならなくなります。 これが私が知った「現代医療」の実状です。「病院任せ」ではなく、自分で調べて行動しなければならないのです。 |